タガログ語の起源を探る。
タガログ語はオーストロネシア語族に属する言語です。オーストロネシア語族とは台湾から東南アジア島嶼部、マダガスカル、南太平洋などで使われる言語でタガログ語もそれに属します。タガログ語が属するオーストロネシア語族は日本語の形成にも影響を及ぼしたとする説もあります。タガログ語の属するオーストロネシア語族は1000近い言語があると言われています。タガログ語の属するオーストロネシア語族は西はマダガスカル島から東はイースター島まで。また北はハワイから南はニュージーランドと広範囲に使用されています。タガログ語の属するオーストロネシア語族で最も使用する人が多いのがインドネシアです。インドネシアの国語と定められているバハサ・インドネシアはマレー語をもとにして作られた言語です。フィリピンの共通語のタガログ語はルソン島南部のマレー系言語です。フィリピンにはタガログ語の他に各地にセブ語、イロコス語、パンガシナン語などのマレー系言語があります。タガログ語が属するマレー系言語はインドシナ半島でも使われています。
タガログ語の属するマレー系言語が驚くことにアフリカ東部にまで分布しているのは、マレー系民族が海洋民族でマレー系民族の移住によって広まったと考えられています。このようにタガログ語の起源を探る事はマレー系言語のルーツを探る事にもなるのですね。言語や民族に興味のある方はタガログ語の起源を探ってみるのも興味深い事でしょう。タガログ語を含むマレー系の言語が海洋民族の人達によって島から島へと伝えられていった古代ロマンのお話でした。